公庫のコロナ融資の入金を一日でも早くするための申込み方法とは?

日本政策金融公庫では、コロナ感染症対策として特別貸付を行っています。

事業者の救済的な側面が強く、無利息(当初3年間)無担保で融資を受けることができます。

ただ、相談が殺到していてなかなか申し込みまで、混んでいる支店では事前相談まで1か月先なんてことになっています。

融資について緊急性を有している事業者の方のために、一日でも早く融資の入金をしてもらうための方法を解説したいと思います

 

政策金融公庫のコロナ融資を早く受けるポイント

政策金融公庫で入金を一日でも早く受けるポイントとしては

  1. 直接申込書から送る
  2. 誤字・脱字・不足情報のある書類を作らない
  3. 添付資料を完璧にそろえる
  4. 送る支店を間違えない

という4点です。

とても単純なところですが、ほとんどの方ができていない状況です。

まずすでに公庫との取引がある事業者の方は、事前相談などせずに、

直接日本政策金融公庫のホームページから借入申込書をダウンロードして送るか、

インターネット受付でデータ送信しましょう。

 

すでに公庫との取引がある方については、電話で面談のケースが多いです。

申込書送付 → 電話面談 → 契約書の受領・返送 → 入金

という流れになります。

 

電話での面談でも、現在の状況や融資の金額、年数、据え置き期間について簡単に聞かれるだけです。

ホームページで条件に当てはまることを確認したら、すぐに必要金額を書いて申込書を送ってしまいましょう。

 

また、借入金申込書は細かいところに記入欄があります。

大きな枠の部分を忘れる方は少ないのですが、書類を見ると細かい記入欄が書けていない方が多いです。気を付けましょう。

 

また、申し込み書の事業主、法人代表者の氏名欄は必ずボールペン等で自署してください。

ゴム印を押してあるケースが散見されます。

また消えるボールペンなどの使用も厳禁です。

 

コロナ融資の申し込みに必要な書類

一日でも早く入金してもらうためには完璧に書類を揃えることが重要です。

郵送前に抜けがないか下の必要書類一覧で確認しましょう。

 

設備資金で申し込む方は見積書を忘れずに添付してください。

売上減少に関する証明資料などは申し込み時には不要です。

2期以上決算が終わっている会社は、忘れずに2期分提出しましょう。

申し込みが大変込み合ってますので、必要書類の不足で審査後回しにされてしまうとそれだけ入金がおくれてしまいます。

はじめて公庫を利用する方で忘れやすいものとしては、

があります。

履歴事項証明書は、最寄の法務局で発行される登記事項の証明書です。

会社のルールを書いた定款と間違えないようにしましょう。

また、登記を忘れていると登記事項の修正を法務局へ申請するよう言われることが多いので

といった場合については早めに登記申請をして現状に合致させましょう。

 

公庫の支店を間違えない(藤沢市の方は注意)

日本政策金融公庫は各都道府県の中で管轄があり、間違ったところへ送ると受付してもらえません。

法人であれば、本店所在地の管轄の公庫

個人事業主であれば、営業地の管轄の公庫

へ書類へ送ります。ただし、以前から公庫との取引がある場合で引っ越した場合、取引のある公庫へ送ってください。

また支店名でややこしいものがあります。

神奈川県ですと、

というのがあります。

事務所のある藤沢市では、横浜支店が管轄になりますが、

横浜支店 - 関内駅

横浜西口支店 - 横浜駅

にあります。

非常に間違えやすいので注意してください。

 

まとめ

事業者としては融資のお金がいつ入金されるかというのは非常に大きな問題です。

書類仕事でミスをして、期日に支払いができなくなったなんてことがないよう

4つのポイントを意識して、書類を作ってください。

書類については、添付書類等簡略化されているので、事業者の方が自身で申請することも十分可能になっています。

単純なものほどミスしやすいということを頭にいれて申し込み書類を作成してみてください。

 

 

 

 

LINEでお得な補助金・給付金情報を配信しています!

ローライト湘南のLINE公式アカウントで最新のお得な補助金・給付金関連情報を発信しています。

・コロナ対策の融資、補助金、給付金の最新情報が知りたい
・会社で使える補助金を教えてほしい
・融資で役立つ情報がほしい
・会社の設立、登記、各種手続きについて相談したい

といった方はぜひ友だち登録をお願いします!