月次支援金に最大月5万円上乗せ。神奈川県の中小企業等支援給付金とは?
国の月次支援金の申請受付が2021年6月16日より始まっています。
神奈川県では月次支援金を受給した業者について
中小法人 月5万円
個人事業主 月2.5万円
の上乗せをする中小企業等支援給付金の制度を設けています。
- 中小企業等支援給付金の対象とは?
- 給付金はいくらもらえるのか?
- 申請手続きの方法
といった点について解説いたします。
中小企業等支援給付金の対象となる企業
神奈川県の中小企業等支援給付金の対象となる企業は簡単です。
- 国の月次支援金の受給を受けていること
- 神奈川県内に本社や主たる事業所がある中小企業または個人事業主
となっています。
月次支援金の上乗せといった趣旨の給付金となります。
国の月次支援金のもらう要件としては、
- 緊急事態宣言又はまん延防止等重点措置に伴う飲食店の休業・時短営業または外出自粛の営業を受けていること
- 2021年4月~6月の各月の売上高が前年または前々年同期比と比べて50%以上減少していること
となります。
ただし、以下の事業者に関しては、中小企業等支援給付金の対象外となります。
- 時短営業の協力金を受給している飲食店
- 大規模施設等に対する協力金を受けている事業者
- 他都道府県の同種の支援金を受給している、または今後受給する予定のある事業者
給付金はいくらもらえるのか?
中小企業等支援給付金は、月次支援金のような細かい計算はなく定額の支給になります。
中小法人 5万円/月
個人事業主 2.5万円/月
となります。
月次支援金を受給していない月に関しては神奈川県の中小企業等支援給付金も対象外になります。
中小企業等支援給付金の申請方法
中小企業等支援給付金は、原則4月~6月の3か月分をまとめて申請することになっています。
ただし、4月~6月を分けて申請することもできるようです。
申請方法の詳細については、まだ発表されておらず以下のホームページで発表がされます。
申請に関しては詳細が決定次第こちらのサイトでも連絡をいたします。
※令和3年7月7日更新
申請については、
- 郵送による申請
- オンライン申請
の2つがあります。
郵送による申請が7月1日より受付開始、オンライン申請が7月下旬の受付開始を予定しています。
手引きでは、電子申請の方が申請から給付までの時間が短いと書いてありますね。
申請の必要書類としては、
- 給付申請書兼宣誓・同意書
- 月次支援金の給付通知書の写し
- 振込先の通帳の写し
- 会社謄本(法人)
- 本人確認書類の写し(個人)
- 令和2年分の確定申告書第一表の控え(個人)
となっています。
会社謄本は提出から3か月以内に発行されたものが必要なので注意してください。
月次支援金の給付を待っている方は、
給付申請書の記入、会社謄本、確定申告書の控え等を準備しておきましょう。
まとめ
月次支援金の上乗せとして神奈川県は中小企業等支援給付金の制度を設定しました。
月次支援金をもらった県内の事業者であれば対象になるので申請を忘れないようにしてください。
1980年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、研究所研究員、プロギタリストを経て司法書士・行政書士として「司法書士・行政書士事務所 ローライト湘南」を運営。専門は法人設立、融資サポート、営業許可、不動産活用。法令知識と経験で企業の問題解決のコンサルティングを行ってます。
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